あなたのコンタクトレンズ選び、大丈夫? 知っておきたい「処方箋」の重要性

コンタクトレンズって、手軽に視力を矯正できる便利なアイテムですよね。でも、ちょっと待って!その手軽さの裏に、実は 意外な落とし穴 が隠されているかもしれません…
コンタクトレンズは「高度管理医療機器」って知ってた?
高度管理医療機器とは副作用や機能に不具合が生じた場合、人の生命・健康に重大な影響を与えると考えられる医療機器のことです。
実はコンタクトレンズも、この「高度管理医療機器」に分類されているってご存知でしたか?
コンタクトレンズも、使い方を誤ると 失明などの深刻なトラブルを引き起こす可能性がある、れっきとした医療機器なんです。
なぜ「処方箋」が必要なの?
安心して購入する為に必要不可欠なものが「処方(指示書等)」です。ではなぜ必要なのかご存知でしょうか。
処方(指示書等)とは、眼科医が検査結果や使用目的・環境などから総合的に判断して、使う人に適したコンタクトレンズの商品名や規格、数量などを記載したものです。
あなたの目の状態をしっかりチェックし、あなたにぴったりのコンタクトレンズを処方してくれる、いわば 「目の安全を守るためのもの」 なんです。
処方箋にはどんなことが書かれている?
処方箋には、あなたに合ったコンタクトレンズの種類や度数だけでなく、 購入できる上限箱数や有効期限まで細かく記載されています。
処方された期限や箱数を超えた購入は出来ない為、追加購入をしたい場合は眼科受診が必要になります。
処方箋なしで購入できるってホント?
最近、インターネット通販や一部の店舗では、処方箋なしでコンタクトレンズが買えるお店もあるようです。
確かに忙しい現代人にとっては、眼科に行く手間が省けるのは魅力的かもしれません。 しかし、その手軽さの裏に、大きなリスクが潜んでいることを忘れてはいけません。
コンタクトレンズは、 あなたの目に直接触れる医療機器。 目の形や状態は人それぞれ違うのに、 「なんとなく」「安いから」 という理由で選んでしまって本当に大丈夫でしょうか?
もしかしたら、 あなたの目に合っていないコンタクトレンズを使っているせいで、 目の不調や病気を引き起こしている かもしれません。 最悪の場合、 失明 につながる可能性だってゼロではないのです。
「安いから」「手軽だから」という理由で、 一生もののあなたの目を危険にさらす ことは、決してあってはなりません。
あなたの目は、あなたが守る!
「この前買ったコンタクトと同じだから…」と自己判断で同じものを購入するのは、実はとっても危険ということがおわかりいただけましたでしょうか。
目の状態は、体調や環境によって変化するもの。 定期的なチェックと、それに基づいた処方箋が、あなたの目をトラブルから守るかぎとなるのです。
眼科を受診すれば、視力検査だけでなく、 目の健康状態 を総合的にチェックしてもらえます。
コンタクトレンズと上手に付き合うために、 眼科での定期的な検査と処方箋の取得を心がけましょう。自分の目に合ったコンタクトレンズを使うことで、快適な視界を手に入れ、目の健康を守ることができます。